直訳すると「四行詞」でしょうか。
自分達がやっているカポエィラ ヘジォナウではホーダの入りの部分で歌われる歌の事を指します。
逆に言えばこれを歌わない限りホーダではありません。
カポエィラ アンゴーラにおいては、にたような役割を持つラダイーニャと言うものがあります。
頭が回る人は、この歌の時にかなりの勢いでアドリブを入れたりします。そこにいる面子の事など。
クァドゥラを歌うのは、主にその場で上の方に位置する人間です。
これを歌ってる時は基本的に手拍子は無しです。
例・・・
Valha me nossa senhora
Valha me nossa senhora
mãe de Deus o criador
nossa senhara me ajude
nosso senhor me ajudou
と言った感じで歌って(↑はかなり短いクァドゥラです。)、
最後に「Camaradaカマラーダ(もしくはcamará)」って言って、
água de beber
アーグア ジ ベベール
と歌います(グルーポ テンポの場合)。そこから、手拍子をしながらコーラスが入ります。
「アーグア ジ ベベール」の前に「エー」をつけて後ろに「カマラーダ(カマラー)」を付けてコーラスが返します。
É água de beber camarada
そうしたらクァドゥラを歌ってた人が色々歌うんで、「アーグア ジ ベベール」と同じ要領でコーラスが返します。
この「アーグア ジ ベベール」以降を”シューラ・・・chula”と言います。(そう言う人がいたり言わない人がいたりしますが)
もしくは、”カント ジ エントラーダ・・・canto de entrada”と言います。
シューラを一通りやりとりして、
volta do mundo
ヴォウタ ド ムンドゥ
dá volta ao mundo
ダー ヴォウタ アオ ムンドゥ
のいずれかを歌ったら(グルーポ テンポの場合)コーラスが同じように返して、
それと同時にバテリーアの前にスタンバイしてたカポエィリスタ2人がジョーゴをはじめます。