ダンスとカポエイラ
カポエイラとダンスとの結び付きをご紹介します。
代表の須田竜太自身も、元々は歌舞伎町で謎のダンサー「TAKAYAさん」にストリートダンスを少々習っていた時にカポエイラの魅力に惹き寄せられました。
そして今もカポエイラを使ってダンサーと一緒に仕事をする事も多いのでそちら側の仲間も多いです。
♪ 30代女性、ダンサーのみなみさん
『一つ一つの技の指導もとても丁寧で、実践を意識したアドバイスがカポエイラらしくて勉強になります。』
カポエィラを頑張ってどんな自分になりたいか?
『動きの形よりも相手を意識したパフォーマンスをカポエィラを通して身につけたいです。』
華麗な蹴り技
カポエイラの蹴り技は他の格闘技と一線を画しています。
黒人が得意とする、体にタメを作る動きから放たれる蹴りは大きく孤を描き、基本の蹴りを見るだけでもその華やかさに魅了されます。
飛び蹴りも豊富な上に、手を床に付いた状態でのアクロバティックなキックも多いです。
格闘技でもありながら見た目を重視するので、いかに強く蹴るかも大事ですがいかに美しく蹴るかも、カポエイラでは必要とされます。
特に初心者のうちは見た目のみ重視します。
必ずジンガと言うステップから始まり、ジンガに戻ります。
ダンスの振り付けに蹴りが入る事は多いですが、そのためにカポエイラを習っているダンスの先生はたくさんいます。
流れるような動作
カポエイラは音楽に乗り、その音楽の中で流れるようにステップであるジンガを踏み、蹴りや移動、避け、アクロバットを繰り出します。
ほぼ全ての動作はその他の動作に繋げる事が可能で、基本の蹴りと移動、避けだけでも人を魅せるような連携を繰り出す事ができます。
極端な話、その場で風車のように10連続で蹴りを蹴る事もカポエイリスタはできます。カウントに乗せてこれらの動きをする事も可能で、カポエイリスタはどんなショーにも対応できます。
アクロバット
カポエイラを見たことある人の中で、一番印象に残る部分はやはりこのアクロバットだと思います。
特に、人前でショーとして行う時、テレビに出る時などはこの部分を強調して見せます。
これらの技ができるようになるために練習に通っている人も多いです。
見た目に超人的なアクロバットでも、基本の技の延長上にあるので、しっかりと練習を続けていけば少しずつ物にする事ができます。
もちろんこのカポエイラのアクロバットはブレイクダンスやハウス、コンテンポラリーダンス、XMA、トリッキングなど、他のジャンルにも影響を与えています。
逆に他のジャンルからもアクロバットを貰って自分のカポエイラの中に入れる事もできます。自分オリジナルの技や連携もそれぞれが作る事も可能なのです。
インプロヴィゼーション、即興芸術
元々が護身術、格闘技なので全ての動きはその場で組み立てられていきます。
傍から見ると2人の動きがキレイにかみ合い、かつその中にさりげなくアクロバットが入る様子は、振り付けとして最初から決められているものをやっているように見られるのですが、基本的に全くのインプロヴィゼーション、即興です。
上級者となると自由な発想でどんなシチュエーションでもそこに合わせたカポエイラをする事ができます。
このように、カポエイラとダンスを組み合わせることにより今までにない動きを取り入れたダンスを演じることが可能になります。
現在ダンスの振り付けで悩まれている方などは、是非一度試してみては如何でしょうか。