カポエイラとトレーニング
カポエイラは他のスポーツにも活用できる様々な効果を体にもたらします。
一言で言うと、「究極の全身運動」なのです。
必ず筋肉痛になります。
代表の竜太自身、中学校の体育の成績がいつも5段階で2か、たまに3…。
と言った感じで体が弱いヒョロガリだったのですがカポエイラと言う全身運動に身をさらし続ける事によって、いつの間にか体が以前とは変わっていったのを体感しています。
何気に便秘もなおりました。
その実態をご紹介致します。
(ちなみに、経験者クラス以上は腹筋トレーニングをレッスンの合間に挟みます)
こちらのブログ記事も是非ご覧下さい。
大人になってから身長を伸ばしたい人は、カポエイラやればいいじゃない(個人差があります)
柔軟性
「究極の全身運動」と言われる所以、それは足も手もフルに使いまくる事、そしてその足と手を繋ぐ胴体(コア)もそれと同時に激しく使わないとカポエイラの動きはできない、と言う事によります。
まずカポエイラの構え、基本の状態はジンガと言うステップです。
止まらないのです。
練習中は休憩の時、柔軟の時、説明を聞いている時以外はずっとジンガをしています。
そして床に手を着く動きが多く、慣れてきたら側転などをするようになるので、自分の体を手で支える事が多くなります。
普段の生活、他のスポーツでこれほどまでに自重を腕にかける事があるでしょうか。
それは腕だけでなく、背中にも効果をもたらします。
蹴りも側転も、
胴体を「ひねる、伸ばす、曲げる、反る」動きが必ず必要となります。
例えば側転もカポエイラの場合は、両手を着く事によって脇腹を伸ばし、その脇腹が下半身を引っ張って足が上がります。
上半身をひねってから蹴る蹴りもたくさんあります。
俊敏性
カポエイラは相手の攻撃を避けるのが必要となります。
相手の予備動作などを見て瞬時に反応する事の繰り返しなので、自然と俊敏性(アジリティ)が付きます。
この培った俊敏性を生かして、アクロバットや連携技がさらに発展して行き、その技がさらに俊敏性を増強させます。
ジャンプ力
カポエイラは他の格闘技やダンスと比べて、圧倒的にジャンプする事が多いです。
準備運動の時などに垂直飛びをする事がありますが、初心者のうちは多くの人(特に女性)が、ジャンプのやり方からしてできてない、と言う現実があります。
それが中級クラスとなると体をのびやかに上に向けて伸ばし、明らかに別の形ができるようになっています。
基本の蹴りの延長に、飛び蹴りがあります。
ステップから全身を使って、蹴りの勢いも使いつつ体を解き放つように飛び上る動きが多いので、自分の想像以上に高く飛べるようになれます。
ジャンプを多くする人は骨密度が高くなります。事実、代表の竜太は細身ですが骨密度は異常に高いです。